我が子への理解を高めるためのサポートの方向性?

投稿者: | 2023年10月21日

子どもは、ひとりひとり、性格や良しと思う事、嫌な事と思うこと、面白いと思う事などが、ひとりひとり異なります。いま、大人として生きている皆さんも、子ども時代には、そうした経験があるはずです。大人になった、今から思えば、幼かったなぁ〜なんて振り返ることがあると思います。

子育てをする親にとって、毎日毎日に起きる出来事は、初めての連続であることの方が多いわけです。そして、子どもが1日1日と成長していけば、親は引き換えに年齢を重ねていくわけです。親子共々、同じ時間を重ねてながら、親は親としての役割を担いながらも経験を重ねているとも言えます。

子どもを理解するということは、簡単なことではありません。対話ができる言語能力があっても、簡単なことではありません。また、人にとって、自分なんだけ、自分の事を理解したり、表現することは一長一短にいかないから、相手を理解することも難しいです。たがら、時代を越えて、人と人と交わる、やり取りする方法や技術は、日々進化していますが、根本にある課題は変わっていません。

発達面、性格面や生活面で、何らかの課題を持つ子どもを持つ親からすれば、我が子とのこうした、日常のやり取りを積み重ねることは、我が子の気持ちを理解するためには、不可欠なのですが、難しいのです。そうなると、親や大人は、自分が生きてきた経験を重ねて、理解しようとするしかないです。

しかしです。

重ねる(親側)自分の人生経験自体が、我が子とズレる、時代の要請や方向性から、ズレるということがあり得るわけです。親子のすれ違いは、正に、このズレによることが影響しているのではないでしょうか。例えば、歴史上の人物にしても、親子関係や家族関係が、映画、ドラマ、小説などでも描かれることがありますよね。それだけ、親と子の双方の立場で見ると、親子間の中で、お互いを理解することが、簡単な事ではない事がわかります。

そうなると、親子にとって、我が子の成長変化や問題を目の前にしたときに、我が子を理解するということが求めらます。しかし、これは親にとって、簡単なことではないです。さて、どのようなサポートをしていくべきでしょうか。

専門職者や専門家がいても、生活は、家庭を中心に行われていきます。つまり、親が我が子と折り合いをつけて、我が子と一緒に生活していくしかありません。そして、家庭が我が子と折り合いをつけて生活していくための、工夫ややり方を身につけてもらって、生活リズムをより良いものにしてもらうしかありません。

そこで、親が我が子を理解するための、家庭に子育ての幅を広げるために方法を何とか与えて、家庭にとって、いつもと違う対応をして、同じ失敗をしないようにサポートを提供できる環境を整えていく必要があると考えています。

そんなの難しいよ・・・・。

難しいから取り組まなくて良いかと言えば、そうではないからこそ、親に奮起してもらうためのアプローチは、家庭を支える側が考えて開発しなければなりません。