人手不足!人手不足!

投稿者: | 2024年5月7日

先日、民間団体である人口戦略会議が4月24日に、全国自治体うち消滅可能性の市町村を発表しました。前回から消滅可能性を回避した市町村があれば、前回と同様に消滅可能性である市町村と様々です。

一方で、様々な業種で慢性的な人手不足は、大きな問題になっていることは、皆さんも感じていることかと思います。人の頭数はあっても、条件を満たす人がいるかいないかということになれば、いないということになってしまいます。

仕事柄、地域の子育て支援を取り巻く問題、保育や学校現場、地域の放課後支援の現場にいくと、あれやこれやと問題が噴出していて、これを補おうとすると人手が足りない問題になってしまいます。

様々な業種で慢性的な人手不足で、人を奪い合っているわけですから、人手不足の状況は変わりません。人がいないと成り立たないのが、仕事現場ですから、働く人がいない企業や団体は、死活問題そのもです。

先日、テレビで新入社員は、すぐ辞めることについけ議論している番組がありました。番組構成上、新入社員の気持ちは、よくわかるとの肯定派と、否定派に別れるわけです。それも起業して会社経営をしている若い経験者からすれば、簡単に辞めないように自分の準備が必要だったとか、本人ももう少し踏みとどまる必要性があるとか、お話をしていました。

成功者からすれば、そうかもしれないけど、新入社員となるZ世代からすると、納得できるわけではないんだだよねぇ〜、とはならない。ここに、人手不足社会にあって、人手を確保するうえでの、年長世代の変換なんだと思います。散々、子どもの頃から叱られ、否定されてきたような経験の感覚をもって大人になった世代が多いことを念頭において置く必要がありそうです。