乳幼児期から児童期の子ども達の様々な事情に接する期間が多くあります。そんな子ども達、一人一人を見ていると、大人は子どもの足りない不足に目を向けがちですが、実際の問題は経験がない事により求められる行動に結びつかないケースが少なくありません。
このように書くと、ある特定の状態にある子どもとイメージしがちですが、若者たちにも数多くいます。むしろ、そのような状態にある子どもや若者が多いと社会は認知すべきなんだろうと考えたりします。
保護者にとっては、我が子がもっとこうなればといいか、こうならないからダメなんだとか、我が子の見せる言動に翻弄されている保護者も多いです。
子どもが小さい時は、大人が力で抑えつけたり、親がやってしまうような状態があるわけです。大人の待てない問題です。
待てない問題は、保護者だけの問題に限らず、子どもに携わる仕事をしている方にも共通する問題です。
それは、自分の生育歴にある親子関係の問題が影響していきます。常に浮き出ては消え、消えては浮き出てくるあの場面です(フラッシュバック?)。
そのような影響を他人の子どもを育てながらも自分自身の生い立ちを振り返っていくことが求められながら子どもと対峙していくことをしなければなりません。